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南極調査に行ってきます! [南極]

いよいよ今夜23:30のフライトで南極に出発します.

南極ではインターネット環境がないのでなかなか難しいですが,
チャンスをみて情報をアップしていきたいと思います.

では行ってきます!

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ケープタウン到着 [南極]

無事に日本を出国し,南極フライトの起点,南アフリカのケープタウンに到着しました.
それにしてもシンガポール経由の計30時間の移動はしんどかった..

そして昨日までに,到着物資の確認と南極フライト用の仕分けも無事に終了しました.
僕らの調査に協力してくれるベルギー隊のメンバーとの打合せもオーケーでした.
ちなみに,写真真ん中の男性は,世界的に有名な冒険家のAlain Hubertさんです.
歩いて南極大陸を横断したり,毎年のように北極点まで行っている凄い人です.

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いよいよ南極へのフライトは明日!
先ほどフライトに関する打合せと預け荷物の提出も終わりました.
明日飛ぶ予定のメンバーは,ベルギー隊,イギリス隊,ノルウェー隊,そして我々日本隊の総勢70人で,旧ソビエトの爆撃機を改造したイリューシン76という航空機に乗って南極を目指します.

今夜は南極前最後の夜.ウォーターフロントで美味しいモノを食べたいと思います.

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南極野外調査の紹介2 [南極]

長くなってしまった僕らの南極調査紹介ですが,いよいよ最後です.
と言っても今日はほぼスライドショーです.出発直前で余裕が無い..

まずは僕らの調査スタイルの紹介.
南極調査は寒い...ホントに寒いです.そして,何より風が強い.
なので,基本的に肌の露出を避けるためにこんな感じのスタイルになります.
後になると,写真を撮った僕でも誰だかわかりません(笑).

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スノーモービルで山の麓まで辿り着いた後は,ひたすら山を登ります.
兎に角少しでも標高が高いところにある氷河の痕跡を探すわけです.

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日当たりの良い斜面を登っていくと,露岩域が広がっています.
もう何百万年も寒冷な南極の地で吹きっさらしになっているので,大抵はガレ場です.
下りなどは不安定な足場が続くので,慎重に進みます.

SUG_2134.jpg

そして,前回調査の最高標高地点(約2500m)まで登り詰めました.
この時点で既に夕方5時ぐらいですが,白夜なので明るい!
もちろん体はクタクタでしたが,この絶景を見て救われた気分です.感動!

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このツルっとした岩盤は,数百万年前に氷河がここを通過して,研磨した痕跡です.
こういった箇所を調査・試料採取することで,過去の南極氷床の形の復元を進めています.

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南極野外調査の紹介1 [南極]

さて,いよいよ南極野外調査の紹介にたどり着きました.
イントロが長かったですが,実際に調査に行くまでの準備も長いのでご容赦,

改めて僕らの調査の特徴を列挙しますと,以下のような感じです.

・調査期間中(約100日間)は全てキャンプ,その間は風呂無し.
・ずっと氷点下(最低気温はー25℃ほど,最大風速は30m以上).
・食事はフリーズドライ(ほぼ宇宙食と同じ)を基本とし,ほぼ全てが乾燥食.
・スノーモービルで約3000 kmを走り,2000〜3000 mの山々に登る.
・基本的には電話もメールもテレビも無い(衛星通信環境あり).

これを見ての通り,なかなかハードな調査です.

そして,この調査の目的は「将来の南極・地球の環境変動を知ること」です.
もう少し詳しく書くと,ちょっと難しい表現かもしれませんが,
「大気中CO2濃度が高かった時代の南極氷床の形(体積)を地形学的な証拠から復元する.
そして,今後のCO2濃度上昇に伴う南極氷床変動の精密予測に寄与する」ことです.

まあ実際には,山々を歩いて氷河地形や氷河堆積物を探して,岩石をサンプリングするのが基本的な僕らの調査スタイルです.

と言う訳で,まずはスノーモービルで山の麓まで移動します.
積雪があるところは楽に移動できますが,青氷やサスツルギという雪面の場合は大変です.
でも天気が良ければこんなに素晴らしい景色が待っています.
光ってるところが青氷です.

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更に登っていくと,こんなダイナミックな景色が待っています.
青氷の上を走る横線みたいなものは,クレバスです.
ここのクレバスは最大幅50cm程度なので,スノーモービルが落ちることは無いですが,
歩く時は用心が必要です.

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さて,いよいよ山に取り付きます.
もちろん「登山道」は無いので,地形図と実際の景色から登山ルートを選びます.
山岳スペシャリスト隊員の腕の見せ所ですね.
ザイルを繋ぐほどの厳しいところは避けますが,それでも怖い箇所もあります.

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続きます.
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ベースキャンプへの移動 [南極]

いよいよ出発まで一週間を切りました.
このブログでの南極調査紹介も架橋です,出発までに全部終わるか..
今日は,飛行機で南極に入ったあと,ベースキャンプに移動するまでを紹介します.

僕らの南極調査では,スノーモービルが基本的な移動手段です.
スノーモービルはBombardier製の300ccぐらいの比較的小さいヤツです.
取り回しや燃費なども考慮して,このサイズにしています.

さて,下の写真は逆光ですが,なかなかキレイに撮れたのでご紹介.
真っ新な雪原を走るスノーモービル(とドライバー)です.

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さて,ベースキャンプに移動する際は,このスノーモービルにソリを二つ連結します.
そして,ソリには食料・燃料・キャンプ道具など積み込みます.
各スノーモービルが運ぶ重量はソリも入れて250kgぐらいになります.
スノーモービルの性能を考えると,かなり無理をしていますね.

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さあ,荷物も積んだし,次のキャンプに移動します!
移動中は逃げ込むキャンプも無いので,本当に天候が安定している日を選びます.
途中で突然ブリザードなどが来たら,本当に危険ですからね.
ちなみにこの日は2009年12月24日.雪原の上,白夜のクリスマスイブでした.

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新しいベースキャンプ地に着きました.
早速ベーステントと個人テント立てます.
そして,荷物を運んできたソリをひっくり返して,ソーラーパネルを取り付けます.
白夜なので一日の太陽エネルギーはかなり多く,ソーラー発電はなかなか効率的です.

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ベースキャンプも出来ましたし,次は僕らの調査風景をご紹介したいと思います.

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